ぴすたるノート てがろぐ版

■気になる本のメモ 2025夏

神話に関してちょっと調べものをしていたら行き当たった小説に、とても興味を惹かれたので、作者さんのインタビューを読んでみたら面白かったので覚え書き替わりの記録。

【★テスカトリポカ - 佐藤究】 第165回直木賞、第34回山本周五郎賞作品

各所で絶賛レビューされていて、❝これに直木賞を出す直木賞はセンスがある❞ってレビューまであったので、気になってちょっと堀ったやつ。

内容は麻薬組織と内臓売買、暴力、犯罪、ノワールの小説らしいのですが、書いたご本人も夢にうなされ、自分もインタビュー読んだあとちょっと臓腑が重くなるような感覚があったので、読むの躊躇してるんだけど、でもすごい面白そう。


文芸春秋BOOKS インタビュー
話題の『テスカトリポカ』。古代アステカの人身供犠と現代社会のダークサイドが浮彫にした人間の本質とは?
https://books.bunshun.jp/articles/-/6178


インタビュー記事は各社が出してたけど、ここのが読みごたえがあって面白く、作者さんの構想&調査ノートの写真とか載っていてとてもおすすめ。

書いてあることが、現代社会の本質の一部なのかも…みたいな言葉とか、ものづくり、小説づくりの話としても大変興味深かったんで、インタビューだけでも読んでいて面白かった…

現代の若者、特に書籍を読まなくなってきてると思うけど、本当の「小説家」ってこういうことかもしれないなあ、なんてことも思ったり。

覚え書きとして。